正確無比に遅延されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、アナログコントロール回路を通す事でダイレクト信号と違和感なくミックスして、奥行きのある高品位なディレイサウンドを作り出すことが可能です。また、A/Bプリセットメモリーで2種類のディレイタイムを記憶させ、フットスイッチで切り替えることができます。
ディレイタイム
ディレイタイムは1~2700mSecで、4桁の7セグメントLEDでディレイタイムを表示します。
切替可能な表示モード
ディレイタイムはmSec.とBPMを切り替えて表示することができます。BPM表示モードでタイムセットした場合、簡易的な換算表示ではなくメトロノームに匹敵する精度でディレイタイムをセットします。
タップテンポ
フットスイッチを踏んだタイミング通りのディレイタイムを正確に設定します。
A/Bプリセットメモリー
A/Bプリセットメモリーで2種類のディレイタイムを記憶させ、フットスイッチで切り替えることができます。
BEAT SPLIT
現在のディレイタイムを4分音符として基準にし、2分音符から8分3連など、7種類の基本的な符割によってディレイタイムをリセッティングする機能です。今まで面倒な計算をしないとできなかった、リズムに合わせた様々なタイミングでのディレイタイム設定が瞬時に設定できます。
Vitalizer搭載のアナログミキシング回路
ダイレクト音もデジタル変換しているものは音が僅かに遅延していて、本当の意味でのダイレクト音とは言えません。CHRONO DELAYは正確無比に遅延されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、ECHO HARDNESS・FEED BACK・MIXのアナログコントロール回路を通す事でダイレクト信号と違和感なくミックスして、奥行きのある高品位なディレイサウンドを作り出すことが可能です。また、エフェクト・オフ時にもVitalizer回路を通った信号が出力されますので、劣化に対して強い信号が送られます。
シンプルな操作性を追求
デジタルディレイにありがちな複雑な操作をすることがないように、コントロールは非常にシンプルでわかりやすく、素早く簡単にセッティングができるように設計されています。
EXE.TAP
外部にフットスイッチ(アンラッチタイプ)を接続すれば、タップテンポをリモートで設定できます。この機能を使うと、本体のA/B-TAPフットスイッチがA/Bプリセット切り替え専用になり、フットスイッチ操作だけでプリセット機能とタップテンポ機能を使い分けることが可能になります。